自宅トレを本格化したいけど、器具選びでつまづいている
ワンルームでも邪魔にならないダンベルとかってあるの?
どうせ買うなら “一生モノ” にして、買い替え地獄から卒業したい
本記事は、このような悩みを抱えている方に読んでいただきたい内容となっています。
【宅トレ初心者必見】失敗しないダンベルの選び方を徹底解説
本記事は「自宅用ダンベルが欲しいけれど、種類も買い方も多すぎて決めきれずに足踏みしている」という方に向けて書かれています。
この記事を読むことで、自分に合った重量レンジの見極め方から失敗しない購入チャネルの選択、さらに長く使い倒すためのコスパ重視のポイントまでを具体的にイメージできるようになります。
自分の体格や目的に合った重さの範囲や切り替え方式がハッキリわかれば、「ポイントにつられて安く買ったら保証ゼロだった」なんて購入先ならではの落とし穴まで網羅できます。
最後まで読み終えたときには、本記事で紹介する3つのおすすめダンベルのうち、どれが自分にぴったりか迷わず決められるはずです。
僕が経験したダンベル選びにおけるトラブルは、この記事を通じて先回りで回避していただければ幸いです。
それでは、さっそく見ていきましょう。
- コスパ重視・重量切替で手こずりたくない・夜中でも静かに鍛えたい → NUOBELL
- 胸や脚で40 kg超を攻める予定がある・買い替えで迷いたくない → Bowflex 1090i
- 今の予算は抑えつつ、5年単位でじわじわ重量アップしたい → PowerBlock EXP
ダンベル選びで陥りがちな3つの落とし穴
- 安さに飛びついて固定式を購入するも、2カ月後には物足りず買い増し。
- とりあえず可変式を購入するも、プレート脱着に時間を取られすぎてしまう。
- ダンベル本体を直置きして、大きな音を出してしまう。
最初に陥るのは「初めてのダンベルはそんな重くてもいいや」という落とし穴です。
「まずはお試しで…」と手頃な価格に飛びつき、固定式のダンベルを手に入れるというのは、典型的な落とし穴なのです。
というのも、二カ月も経つと胸のプレスやスクワットでまったく負荷を感じられなるのです。
そうして次々と15kg、20kgと増やすうち、部屋はあっという間にダンベルタワーと化し、捨てるに捨てられず出費だけが増えていく。。
僕個人的には、「最初から可変式のものを購入しておけば良かったな」と今になって後悔しています。
とはいえ、可変式ならなんでもいいのかと聞かれると、そうでもありません。
次の落とし穴は、ダンベルの重りを交換するのにかかる時間についてです。
つけ外しに工数がかかる可変式ダンベルの場合、メニューによってはトレーニング中でのタイムロスが発生してしまいます。
例えば、計4枚のプレートを一枚外して付け替えるたびに30秒というタイムロスが積み重なった場合、インターバルはいつしか2分を超えます。
こうなってしまうと60〜90秒で再セットに入るべきという筋トレのゴールデンルールが崩れ、心拍や血中乳酸がリセットされるとともにモチベーションもリセットされる悲劇に見舞われてしまうのです。
そして、3つ目の落とし穴は、多くの宅トレ民が苦しめられている「深夜トレーニング時の騒音」です。
特に、ダンベルを直置きした瞬間に響く“ガンッ!”は、ほぼ確実に階下の住民からの苦情につながり、修繕費や人間関係のストレスを招きます。
ダンベル選びにおいては、こうした三つの大きな落とし穴を回避することが大切です。
まずはここを避けることが、継続して宅トレに取り組んでいく環境を手に入れる第一歩だといえます。
15以上のダンベルを試してきた僕が思う「良いダンベル」を選ぶための5つの指標
指標 | 合格ライン |
---|---|
重量レンジ&拡張性 | 片手2–32kgレンジ+拡張ブロックで40kg超 |
変更スピード | 1秒〜3秒以内 |
安全性&耐久性 | 二重ロック構造+高張力スチールシャフト |
静音性&床保護 | ラバー5 mm以上+防振マット有 |
コストパフォーマンス&保証 | メーカー正規2年以上の保証 |
重量レンジと拡張性
ダンベル選びにおいてまず注目すべきは「重量レンジと拡張性」です。
例えば、肩のアイソレート種目では3kg前後、脚のスクワットでは30kgオーバーと、種目によって最適な重量は大きく異なります。
だからこそ、片手2–32kgの可変式に加え、別売の拡張ブロックで40kgを超えるモデルを選ぶことで、最初の一本から将来の伸び代を確保できます。
重量変更のしやすさ
2つ目に大切なのは「重量変更のしやすさ」です。
インターバルを90秒以内に抑えることで筋肥大ホルモンの分泌が最大化されると言われていますが、1秒以内の切替を実現するロータリー式やダイヤル式なら、セット間に余計な時間を取られずトレーニングを止めずに続けられます。
安全性と耐久性
3つ目の指標は「安全性と耐久性」です。
落下事故やシャフト破損がトレーニングを台無しにするリスクを抑えるために、二重ロック構造と高張力スチールシャフトを採用したモデルを選ぶことが肝要です。
加えて、摩耗した部品を単品で交換できる分解構造なら、長く使い続けられる安心感がさらに高まります。
静音性と床保護
4つ目は「静音性と床保護」です。
ラバー被覆の厚みが5mm以上あるプレートや、専用EVAマットを敷くことで打音を最大50%カットし、深夜トレでも階下への配慮を怠らない環境を整えられます。
コストパフォーマンスと保証
5つ目の指標が「コストパフォーマンスと保証」です。
並行輸入の格安モデルに飛びついても、半年後に内部ギアが摩耗して交換部品が手に入らず、本体を買い直すことになれば結果的に高くついてしまいます。
正規メーカー保証が2年以上付帯し、サポート窓口が日本語で迅速に対応してくれるモデルを選ぶことで、トータルの出費と手間を最小限に抑えられます。
どこで買う?購入チャネル4パターン比較

チャネル | メリット | デメリット |
---|---|---|
Amazon/楽天 | 翌日配送が可能でポイント還元やセールも頻繁に開催される | 並行輸入品が混在し、保証対応が不透明な場合がある |
スポーツ用品店 | 実際に手に取って握り心地や重量バランスを確認できる | 人気モデルは在庫切れが多く、持ち帰りが重くなる |
中古市場/フリマ | 相場より数千円から数万円安く手に入る | 摩耗や故障リスクが高く、保証が一切ない |
メーカー公式 | 延長保証や専用マット無料、分割払い手数料ゼロなど特典多数 | 定価販売が基本で、納期が数日かかる |
上記の比較表からもわかるように、選ぶチャネルによって「スピード」「コスト」「安心感」のバランスが変わります。
Amazon・楽天
Amazonや楽天は翌日配送とポイント還元が大きな魅力ですが、並行輸入の保証リスクを避けるためには販売元を必ず確認しましょう。
実店舗のスポーツ用品店
実店舗のスポーツ用品店はグリップの太さや質感を確かめたい方に向いていますが、特に人気モデルは在庫切れが多く、持ち帰りの重さを考慮すると配送費用が上乗せになる場合があります。
中古市場やフリマサイト
中古市場やフリマサイトは安く手に入る反面、摩耗や故障のリスク、そして保証が一切ない点をしっかり理解したうえで利用しましょう。
メーカー公式サイト
最終的に精神的な安心感や長期的なコストパフォーマンスを重視するなら、メーカー公式サイトでの購入がもっとも安心です。
公式サイトでは2年~5年の延長保証があったり、専用マットが付いてきたり、分割払いの手数料ゼロになるなど、購入後の手厚いサポートが受けられることが多いと感じています。
そのため、初期費用がやや高くても長い目で見たときに結果的に得られる安心感は他のものと比べても格別だといえます。
種類別メリット・デメリット早見表
種類 | 初期コスト | 重量変更速度 | 静音性 | 拡張性 | 総評 |
---|---|---|---|---|---|
固定式ダンベル | 非常に安価(1本約2,000円) | 変更不可 | 比較的静か | 買い足し必須 | 入門向きだが収納と買い替えコストに注意 |
手動可変式ダンベル | 手頃(2本セット20,000~70,000円) | 1〜3秒以内 | 問題なし | 本体で調整可 | 宅トレ派のコスパ最強解 |
電動可変式ダンベル | 高価(100,000円超え) | 約0.5秒 | 問題なし | 限定的 | 金銭的余裕がある人向け |
ダンベルの種類の違いは単なる価格帯の差以上に、日々のトレーニング習慣に大きな影響を与えます。
固定式ダンベルは最も財布に優しく手に入れやすいものの、重量を増やすたびに収納が必要になり、買い替えコストが想像以上に膨らみます。
一方、手動可変式ダンベルは1~3秒で重量変更でき、1台で何段階もの重量をカバーできるため、省スペースかつコスパに優れ、ワンルームや深夜トレ派にとってはまさに理想的な一台と言えます。
また、電動可変式ダンベルはボタン一つで重量を自動切替できる近未来的なギミックが魅力ですが、100,000円を超える価格帯とバッテリーやモーターのメンテナンスリスクを踏まえると、お金に相当余裕のある人や時短志向のトレーニー向けの選択肢となります。
僕がガチでおすすめしたい可変式ダンベル3選
部屋が狭くても、夜中でも、財布とモチベを同時に守りながらガッツリ鍛えられる…。
そんなワガママをすべて叶えてくれた、可変式ダンベルを3つに厳選して紹介します。
ポイントは「コスパ」「切替速度=続けやすさ」「静音・省スペース=家族&近隣への配慮」「保証=買い替えリスクの排除」の4軸です。
さっそく見ていきましょう。
NUOBELL 32 kg

- 片手2–32 kg(16段階)/ハンドル回すだけ0.8 秒切替
- ラバー被覆+専用マット付きで深夜トレも無音に近い
- 正規2年保証&2本ペアで7万円、コスパ異次元
NUOBELLを手にしてまず驚いたのは「重さ変更の速さ」と「音の静かさ」です。
ハンドルをクイッと回す動作だけで重量が決まるから、インターバルがブレません。
90秒以内に次セットへ移れば筋肥大効率が最大化されると言われますが、この0.8秒切替はそのための最強サポーター。
しかも切替のときに金属同士が擦れる“ジャラ”という音がほぼ出ないので、夜中1時に思い立っても気兼ねなくベンチに横たわれます。
もうひとつの大きなポイントは「部屋の景観を壊さないこと」。
北欧ライクなマットブラックの本体は、床置きしていてもインテリアに自然と溶け込みます。
見た目がスマートなので“出しっぱなしOK”になり、結果として「しまうのが面倒→使わなくなる」という宅トレあるあるを封じ込められるのです。
さらに2年間の正規保証が付くので、内部ギアの摩耗やハンドルのガタつきが起きても無料で修理・交換してもらえる安心感が段違い。
専用マットが同梱されているため床保護も追加投資ゼロです。
コスパ・時間・音・スペース・保証といった、あらゆる障壁をまるっと取り除く“宅トレ特化型パッケージ”が、NUOBELL最大の魅力です。
Bowflex SelectTech 1090i

- 片手4–41 kg(17段階)/ダイヤル回しで2〜3 秒切替
- 1セットで固定式17本ぶんを代替、上限重量が伸び代を確保
- ペア約11万円/1年保証。高重量を攻めるハードトレ派向け
Bowflex SelectTech 1090iの武器は何といっても41 kgという天井知らずの重量上限。
胸・脚など大筋群のメニューはもちろん、将来的に片手40 kgダンベルプレスを視野に入れたい上級者でも当面は買い替え不要です。
高重量トレーニングでは「もっと負荷をかけたいのにダンベルが足りない」という精神的ブレーキがモチベーションを下げる原因になりますが、本機ならそんな不安はゼロ。
トレーニングプランを重量面で妥協する必要がない点が最大の利点です。
ダイヤルは両端に配置され、セットした台座に戻して回すだけ。
2〜3秒で41kg→18 kgといった大幅な重量シフトも簡単なので、スーパーセットやドロップセットにも難なく対応できます。
シャフトがやや長めでサイドレイズでは干渉することがありますが、ベンチプレスやデッドリフト、ローイング系ではむしろ握りやすく安定感が増します。
価格は高めですが、「ジムに2年通うより安い」「高重量ダンベルを追加購入せずに済む」という長期視点で見れば十分に回収可能。
重さで妥協したくないトレーニーが“家庭ジムを完結させる”ための決定版です。
PowerBlock EXP

- 片手2.3–32 kg+拡張キットで41 kgへ段階アップ
- ピン抜き差し式で3 秒切替、構造がシンプルで頑丈
- 家庭用5年保証/フル拡張セット14〜15万円で長期的なコスパ◎
PowerBlock EXPは“段階的に強くなる”という成長シナリオを前提に設計された一台です。
最初は基本セット(2–23kg)でフォームや筋力を安定させ、物足りなくなった時点でStage 2、Stage 3の拡張キットを追加。
最終的に41kgまでスムーズにステップアップできます。
一括で大金を投じなくても進化に合わせて負荷を増やせるので、学生や新社会人のように現金投入を分散させたい層にとっても優しい設計になっています。
ブロック状のプレートとロックピンという超シンプルな構造は、故障ポイントが少なく耐久性が高いのが魅力。
切替も3秒あれば完了し、視覚的に何kgかが一目でわかるため誤設定が起こりにくい。
家庭用5年保証が標準で付くので「パーツが欠けたらどうしよう」という心配も無縁です。
さらにプレートが中空フレームに収まる独特の形状は、可動域を邪魔しにくくダンベル同士がぶつかりにくいというメリットも。
長い保証×段階拡張=“サブスク感覚”で筋力を伸ばしたい人には理想的な相棒になります。
あなたの“トレーニングスタイル”で選べば失敗しない
- コスパ重視・重量切替で手こずりたくない・夜中でも静かに鍛えたい → NUOBELL
- 胸や脚で40 kg超を攻める予定がある・買い替えで迷いたくない → Bowflex 1090i
- 今の予算は抑えつつ、5年単位でじわじわ重量アップしたい → PowerBlock EXP
あなたが宅トレにおいて抱えている一番の“ストレス源”となりうるものは何でしょうか。
そこに注目して、そのストレスを最も強力に潰してくれるモデルを手に取ることが、選び方のコツだといえます。
まとめ
まずは、記事前半でご紹介した「落とし穴」をチェックリスト代わりに自己診断し、重量上限や切替速度、静音性、保証といった項目を確認し、自分にとって必要なスペックを明確にしましょう。
そして、次に「購入チャネルを選定」しましょう。
ポイント重視ならAmazon正規店、長期的なサポート重視なら公式サイトを利用してお得に購入できます。
最後に、あなたにとって最適なダンベルを選びましょう。
筋トレの継続には意志よりも環境が重要です。
そうして得られた集中力こそが筋肉への最大の投資となります。
今こそ、ワンルーム最強の相棒とともに“宅トレ革命”を始めてみませんか?
- コスパ重視・重量切替で手こずりたくない・夜中でも静かに鍛えたい → NUOBELL
- 胸や脚で40 kg超を攻める予定がある・買い替えで迷いたくない → Bowflex 1090i
- 今の予算は抑えつつ、5年単位でじわじわ重量アップしたい → PowerBlock EXP
それでは、よい男磨きライフを!
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